最初に断捨離をするべき場所とは
断捨離をするときにまずどこから手をつけて良いか、悩む時があると思います。そのような時は、場所ごとに区切って始めた方がいいです。片づけを始めたのはいいものの、別の場所も気になってどっちも中途半端という経験はないですか?まず断捨離をする場所を決めてから取り掛かった方が集中でき効率が良いです。
□玄関
□リビング
□キッチン
□各部屋
□クローゼット
□納戸
□洗面所
□浴室
□トイレ
これらの中から ①片づけが必要な順 ②取りかかりやすい場所順の条件で優先順位をつけて片づけ始めてください。優先順位をつけることで心のハードルを下げられます。取り掛かるまでの最初の一歩を乗り越えさえすればその後スムーズに作業が進みます。片づけを始めてしまえば意外とスムーズにいきますよ。
「何を」断捨離するか
断捨離する場所に迷ったら、何を断捨離するかで決めてみてはいかがでしょうか?
1.必要ないもの
2.捨てるのに手間がかかるので放置しているもの
3.大量に保管しているもの
4.記念、思い出のもの
5.収納BOXなど
捨てやすいものから説明します。
1.不要なもの
次のものような捨てるもから片づけていきましょう
□レシート
□空き缶・ペットボトル
□段ボール
□紙類(ハガキ・DM・書類)
□包装
ゴミが溜まってしまう方だと床やテーブルの上に置いてそのまま放置になってしまっていることが多いと思います。まず、ゴミ箱を捨てやすい位置=いつも通る道に置きゴミが散乱しないようにゴミ箱に入れる習慣をつけることも大切です。
2.粗大ゴミなど捨てる手間がかかるもの
処分したいけど、捨てるのに手間がかかり物置などに放置してあるゴミはありませんか?
粗大ゴミ、パソコンなどは処分に手間がかかり後回しになりがちです。処分のハードルが高いですが、何とかして乗り越えることで部屋がスッキリして気持ちが良くなります。
粗大ゴミの捨て方 粗大ゴミの定義がお住まいの自治体によってばらつきがあります。そのため事前に自分が捨てたいものが粗大ゴミに該当するのか確認してください。確認ができたら、今度は粗大ゴミをどこに持っていくかです。
①指定のごみ回収場所に持っていく
②分解(小さく)できるものは細かく切って燃えるゴミとして出す
③自治体指定のごみ処理場へ直接持っていく
④売れそうなものはリサイクルショップへ持っていく
⑤メルカリ等で売る
①は粗大ゴミ券を購入する必要があり、手間とお金がかかります。②はラグなどハサミやカッターで細かくできるものは燃えるゴミとして出せる自治体があるので確認してみてください。③は自分で自治体指定のごみ処理場に搬送する必要がありますが、最も安く済みます。④と⑤は状態の良いものであるならお金に変えられるのならば、梱包・配送などやることがありますがおすすめです。
パソコンの処分方法 処分に困るものの代表パソコンですが、一部家電量販店で有料でデータ消去をし処分をしてくれるサービスがあります。
ヤマダ電機
①店舗に持ち込む
②インバースネットへ佐川急便で着払いで送る の2通りあります
持ち込み
・無料回収
・データ消去 証明書なし 5500円(証明書あり約10000円)
・ポイント付与なし
インバースネット
・無料回収
・データ消去無料
・ヤマダポイント200ptゲット
店舗へ持ち込みたい方は持ち込み前に確認した方が良いです。インバースネットを利用される方はこちらから
その他パソコン処分方法
・リネットジャパンへ送る
国から認定を受けているので安心です。全国自治体と提携している行政サービスです。 申し込み方法は
①リネットジャパンで事前申し込み(最短翌日から回収可能)
②段ボールへ梱包
③佐川急便が自宅へ回収 ④処理完了をメールでお知らせ
※データ消去は自分で行う必要があります。
3.いつかは使うと思い保管してあるもの
紙袋や着れなくなった洋服など今すぐに使う予定がないものを明確にして不要なものは良い機会なので処分しましょう。 処分するものか判断する基準として
□いつか使う機会に取っておいてあるもの
□お気に入りのものではなくなったけど保管してあるもの
□消費が追いつかず貯まる一方なもの
□誰かにあげようと思ってしまってあるもの
以上に当てはまるものは処分の検討をおすすめします。 これらが捨てられない理由として、「もったいない」「まだ使える」という考えからいつまで経っても捨てられないことが多いです。 ついつい捨てられない理由を探しものが溜まっていく一方なので、「無くても困らない」「今すぐ使うものではない」など逆に捨てる理由を探していくとすっきりしますよ。
4.大量に保管してあるもの
明確なゴミを片付けられたら、次は生活雑貨を断捨離していきましょう。 生活雑貨の中で、数量が多くなりがちなものをピックアップしました。
□洋服
□書類
□コスメ
□食器
□本
これらはお気に入り・必要なものを厳選しましょう。使わなくなった・着なくなった洋服・コスメ・食器は定期的に断捨離する癖をつけるとものが増えずに済みます。 本に関しては本棚という目安があると思うので本棚のキャパ以上の本は売るなり・人にあげるなりして減らしましょう。
5.思い出のもの
次は思い出のものを整理していきましょう。これらは一度手放すと再度買えるものではないので慎重になる必要があります。 こちらも断捨離に必要な判断基準があると後々後悔しなくてすみます。
それは、もしも地震や火事が起きたとき持って逃げる程大切なものは大切に保管するべきです。
実際に思い出の品を持って逃げては危険なので、財布などに写真を入れるくらいに厳選すればかなりのものが断捨離できます。また、実物の写真等はデータ化してクラウドに移す方法もあります。
6.収納グッズ
収納グッズがあるためものが増えてしまっている可能性もあるので、これらも断捨離できないか考えましょう。
収納ケース等に空きがあるなら、その収納グッズは必要ないので断捨離してください。収納できるスペースがあため、購入しても大丈夫という意識を無くすのです。
断捨離を長続きさせるコツ
1度断捨離すれば終わりではありません。ものを減らすのはもちろんですが、整理整頓されている状態を長続きさせる必要があります。
これから整理されている状態を長続きさせるコツをご紹介します。
□「毎日コツコツコツ」 or 「定期的にまとめて」どっちがやりやすいか見極める
□まず1箇所に集中する
□断捨離するものを全部出す
□今捨てないものは期限を決める
□収納は縦に □収納グッズは増やさない
□買うときは一度冷静になる
□ものが増えたら捨てる
□使ったら定位置に戻す
□床は綺麗にする
□断捨離日を決める
毎日コツコツコツ」 or 「定期的にまとめて」どっちがやりやすいか見極める
断捨離は少しずつでもいいので毎日した方がラクです。
しかし、日々を忙しく過ごしている現代人には向かないかもしれません。
そのため、定期的にまとめて断捨離をする方がライフスタイルに合っているという方もいるでしょう。
自分に合った断捨離スペースを見つけてください。
まず1箇所に集中する
一度に家全体を断捨離しようとすると、どこから・どの順番で断捨離をしようか決断が多くなり疲労してしまいます。
断捨離をしていると他に気になる所が思いつくかもしれません。しかし、中途半端のままで別の場所に手をつけては予定していた場所が終わりません。
また、一箇所を完璧にしようとするのではなく70点くらいを目指せば十分です。何回か断捨離していくうちに慣れてくるので早く終わるようになります。
収納するときは縦にしまう
収納グッズ等にしまうときは縦にしまうと中身が把握しやすいです。
重ねてしまうと下のものが取りにくかったり、下を取ると崩れてしまうなど片づけの手間が増えてしまいます。
断捨離するものを全部出す
これから断捨離するものを一度全部出してみてください。
全部出すことで今収納されている量やものが把握しすくなります。「一度全部出すとなるとしまうのが大変なんじゃない?」と思うかもしれませんが、全体を把握することで断捨離しやすくなります。
保留したものはそのままにしない
断捨離時にどうしても捨てられないものは保留という選択ももちろんOKです。
そこでいつまでも放置したままでは断捨離にならないので期限を決めましょう。
1週間や1ヶ月など期限を決めカレンダーアプリなどに予定を入れておくと忘れにくいのでおすすめです。
中身が把握しやすいように収納する
収納BOXに重ねて収納していませんか?これでは中身が把握しにくくなります。
中身を把握していないと同じものを購入してしまうなど余計にお金を使ってしまったり、ものを増やしてしまいます。
どうしたら良いかというと「縦に収納」をおすすめします。縦に収納すれば中身が把握できものを増やしにくくなります。
収納グッズは必要最小限にする
よくありがちなのがものが増えてきたからといって収納グッズを購入してしまうことです。
収納グッズを増やして一見片付いたように見えます。さらにものが増えるとまた新しい収納グッズを購入するという繰り返しになってしまいます。 そのため「収納グッズは最小限」をおすすめします。
断捨離後の買い物はよく考える
断捨離が終わると部屋がすっきりします。そこで、購入意欲が湧いてくるかもしれません。
何も考えず好きなように購入していると断捨離前の状態に戻ってしまいます。 そのため、断捨離後の買い物は特に要注意です!
購入するごとに不必要なものを捨てる
当たり前ですが購入すればものは増えていきます。そのまま購入し続けるとものは増えていく一方です。
何か購入したら何か捨てるというルールを持っていたら現状維持できますのでもので溢れることはありません。
定位置に戻す
みなさんの部屋で小物類は大体位置が決まっていると思います。
それらの小物類を使用したら定位置に戻すだけで部屋が散らかりません。小さなことですが結構重要です。
床はすっきりさせる
床にものがあるだけで部屋が散らかっているように見えます。意識しないと床にものを置き気づいたら床一面ものだらけになってしまいます。
普段から床にものを置かないよう意識しましょう。
普段から部屋を意識して見ておこう
断捨離が終わった後でも、断捨離ができそうなものが無いか普段から意識して探してみましょう。
見落としていた場所や保留にしたままのもがあるかもしれません。
やっぱりモチベーションは大切
何ごともそうですがやはりモチベーションは大切です。目標やモチベーションがないと長続きしません。
モチベーションを維持するには理想の部屋をイメージできていると良いです。
また、YouTubeで断捨離動画やミニマリストのルームツアーを視聴するのもありですね。
断捨離が重荷にならないように
断捨離はすぐに結果がでます。また、結果が目に見えるところが良いと思います。断捨離は1回やれば終わりではありません。断捨離し片付いた部屋という結果が今後の断捨離を楽しくさせてくれます。
これまでご紹介したことを全部やらなければいけないなんてことはありません。プレッシャーになって嫌になってしまっては片付く部屋も片付きません。ご自身が取り組めそうなものから始めるのがベストです!
みなさんマイペースにいきましょう!
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