納骨・埋骨に悩んだら〜どんな方法があるのか〜

葬儀が終わり、亡くなった方との思い出に浸る暇もなく納骨・埋骨をどうするかと悩んでいる方がいらっしゃると思います。私は30代なのですが喪主を経験したので、その時の経験を踏まえてみなさんのお役に立てればと思います。

ちなみに葬式は経済的な関係でNPO法人に依頼しました。家族葬にしたのでさらに料金を抑えることができました。


また、ご自身が今後どのような方法で埋葬されたいか考える良い機会になれたらと思います。

納骨・埋骨といっても何種類か方法があります。
①お墓
②樹木葬
③納骨堂
④散骨

上記のような種類があるので詳しく説明していきます。

お墓

みなさん納骨・埋骨といったらまず思い浮かぶのがお墓だと思います。受け継がれているお墓がある場合、そちらに納骨されると思います。まだ、お墓を持っていない方でお墓に納骨したいという方は、寺院や霊園に墓地を購入し、墓石も購入する必要があります。現在は墓石もさまざまなデザインがあるので、お気に入りのデザインを選べます。その家のお墓ですからお墓に入る方は血縁者のみになります。しかしお墓の掃除・手入れが必要になりますし、ご自身やお子さんの負担になってしまうデメリットもあります。また金額も高額になってしまいます。

樹木葬

最近多くなっているのが樹木葬です。お墓の代わりに樹木の近くに埋葬する方法です。自然に戻りたいという方や子どもに負担をかけたくない、独居である、なるべく予算を抑えたいという方に選ばれます。ひとりあたり1本というわけではなく1本の樹木の周りに埋葬しますので
シンボルである樹木の種類もさまざまです。サクラは春になれば綺麗に花が咲きますし、カラマツやクスノキは緑が綺麗です。ハナミズキやエゾアジサイも綺麗な花が咲きます。好きな樹木を選ぶという選択肢もありかと思います。またバラも人気が高まっています。
埋葬にあたってご家族の理解が必要になりますので、ご自身が樹木葬を希望される場合やご家族を埋葬する場合も一度ご家族で話会われてみてはいかがでしょうか。
樹木葬は寺院などが供養・管理をするので永代供養に分類されます。

納骨堂

納骨堂は地面に埋葬せずに骨壷をそのまま納骨する方法です。こちらも樹木葬と同じように一つの建物の中に多くの骨壷を納骨しています。ロッカーや小さな仏壇に納骨する方法が一般的です。また、納骨する骨壷の個数で料金は変わってきます。個人や夫婦、家族とという単位で選べます。
墓地の面積が不足している都心での需要が高まっています。また駅からのアクセスがよかったり、天気に左右されずにお墓参りができます。納骨堂も樹木葬同様にお墓の手入れの必要がなく、後継者への負担もありません。
注意点としてはお墓では墓じまいしない限り購入したお墓で永久的に供養されますが、納骨堂に関しては、33回忌までは納骨堂で供養しそれ以降は合同墓地で他の方と一緒に供養されることがほとんどです。
納骨堂は寺院などが供養・管理をするので永代供養に分類されます。

散骨

散骨には遺灰を海に撒く方法と森林に位牌を撒く方法があります。どちらも好きなところに遺灰を撒いてよい訳ではなく、その近隣に住んでいる住民の方に迷惑がかからないように配慮する必要があります。墓埋法により墓地以外への区域に埋蔵、埋葬をしてはいけないとあり遺骨を2mm以下に粉骨しなければならないとあります。そのため許可された区域に散骨や粉骨の作業が必須になるので業者にお願いした方が確実です。



まとめ

以上、納骨・埋骨について説明しました。今すぐ埋骨・納骨が必要な方をどの方法で供養するか、また将来自分自身がどのように供養されたいかをご家族等と相談し、納得のいく供養を選ぶのが一番だと思います。

↓参考までにどうぞ

お近くの霊園や樹木葬を探せる【お墓さがし】

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